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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140419-00012303-president-bus_all 「体力が落ちる=不安」と思わされていることが、不安の原因だと説かれているが、別の視点から見てみよう。
記事の題名に書かれているのは、先行きが不安、つまり未来の見通しが立たないから不安と言う点だ。 なので、その視点で見てみよう。
未来に何が起こるか、傾向や流れを読むことは出来るが、ズバリ、あなたはどうなると言うことはわからない。
そして、多くの人が、日本と言う国が上り調子ではなく、下り坂の傾向があることを肌で感じているのではないだろうか?
これは、これまでの上り調子で未来がどうなるか? と言うことから予想していた経験が、役に立たないことを意味する。
そして、下り調子で予想される未来で、どのような感情を抱くのだろうか?
ただ、多くの人が「今のままの生活を続けていった場合」はどうなるか? と言うことで未来を漠然と予想していると思う。
下り調子の未来を受け入れ、それで楽しく生きられる生活を構築すれば、貧しくても楽しく生きられると思うのだが、どうだろうか?
この辺りは仏教でも、地獄と極楽の差は心の持ちようや行動の違いだ、そんなようなたとえがあったので、それに通じると思う。
どちらにしても、現状を確認して、それに対してどのように対処するか。 それが重要になってくる。
と、書いていたら、これ景気に対する特集じゃなくて、老後に対する特集だった。
確かに、私も頭髪が薄くなって老けたな、そんな事を考えてしまう。
特に、これまで全然女性にモテなくて、このままだと禿げて更にモテなくてなる。 そんな事を考えてしまう。
若いと言うのは、色々と体力的に体も動くし身体的な魅力もあるので、そういう意味で選択肢があると言うことだ。
それが、何時の間にかなくなっていて、ハッとさせられる。
そんな時、ひどい喪失感にさいなまれることがある。
人生も、将棋などと同じように、選択肢がなくなれば詰む(死ぬ)。
でも、それに対して拒絶感を感じるのも、生物としては当然だ。
生きることが本能なのだから。
もっとも、最近は死ぬことが怖いと言うより、体が動かなくなり選択肢が無くなったにも関わらず、それでも生き続けなければならない、そんな恐怖の方が大きいと思う。
そう、致命的な怪我や病気・状況になっても、すんなりと死なせてはくれない。
そんな苦しみを味わいながらも、生きること選択させられる…。
もう、こんな苦しみを味わい続けるぐらいなら、死なせてくれと思っていても、周りはそれを許さない。
それこそ、まさしく地獄なのではないだろうか?
そして、そう言う現実もある…。
posted by ヨシダ マサキ at 11:30|
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