http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150715-00000037-ann-pol
まったく、これだから老害は…。 なんてことを考えていたら、急に笑えてきた。
神田昌典氏が言っているマネジメントの、役割衝突そのままの現象が起きていることに気が付いたからだ。(今回の件は、優しい会社と言う本を読むとよくわかる)
起業家、実務家、管理者、まとめ役と言う役割の中で、森元首相は実務家の世代になる。
いわゆる団塊の世代がそうで、青年期に日本の成長期の真っただ中にいたので、いけいけどんどんで「やればできる」とか、「努力すれば何でもできる」という世代でもある。
彼らの究極の目的は、物がない子供時代を過ごしてきたので、物があふれた豊かな世界にすること。
そして、森元首相は政治家をずっと続けてきたから、大きな箱モノを作ることが豊かさの象徴になっているのではないだろうか?
だから、今の現役世代から見たら、金がかかるばかりの無駄の象徴になりそうなものをゴリ押しする。(個人的には、オリンピックそのものもそうなのだが…)
それなら、解決策は?
金がかかるハードで豊かさを感じるのではなく、創意工夫のソフトで豊かさを感じてもらう。
2019年のラグビーW杯と、2020年のオリンピックの前後か開催中、お祭りイベントを開催する。 開会式、閉会式イベントで、日本の底力をアピールするイベントをやるのが良いのではないかと思う。
そうすれば、世代間の対立ではなくWIN-WINの関係になり、日本の和の底力を見せられるし感じられる、そう思うのだがどうだろうか?