http://headlines.yahoo.co.jp/hl?b=20110213-00000075-yom-int
ロシア大統領府によると、ナルイシキン大統領府長官は12日、ロシアを訪問した前原外相との会談で、北方領土問題で日本が主張を変えなければ、「領土交渉を続けることは無意味になる」との見解を表明した。
ニュースを眺めていたら、こんなニュースがあった。
このところの北方領土問題がらみで、ロシアがかなり強硬姿勢をとっているようだ。
「先に動いたほうが負ける」、多くの人がこの言葉を知っているだろう。
武道の場合、実力が相手より下と自覚したとき、恐ろしさのあまり先制攻撃を仕掛けてしまう。
奇襲なら勝てる可能性もあるのだが、向かい合っている場合は手の内を読まれるので勝てない。
交渉ごとセールスもそうである。 相手に自分の要求を飲ませたいから動く。 相手に強硬な姿勢をとる。(セールスマンがしつこいのは、しつこくすれば買ってくれると思っているから。経験がある方も多いのではないだろうか。)
このところのロシアの動きを見ていると、ロシア国内で何か動きがあったのではないかと思う。 なので、事を急いでいるように思う。
そうなると、どのように対処すれば良いのか見えてくるだろう。
日本は従来の主張を繰り返すもしくは更に大きな要求をする(南樺太まで返せとか)、経済援助や交渉をいったん打切り、ロシアと距離を取る方が効果的だろう。(当然、相手の次の行動を予測して、準備だけはしておく)
ただ、これをやると相手は一時的にせよ更に攻勢を強めてくるので、日本の心の準備が出来ているかどうかが問題だろう。
特に財界。 中国での対応を見ても、自分達が利益を失うのがイヤだから、かなり派手に動くだろう事は想像に難しくは無い。
これまでのロシアの動きを見ると、内心、相当困っているようだから(中国や韓国にまで投資を求めている http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20110212111.html)、なので短期間でケリがつくと思うのだが・・・。
2011年02月13日
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